ZOZO選手権開幕直前 ビッグネームは本気で勝ちに来るのか
タイガー・ウッズ(メジャー15勝含む米81勝)
日本での大会出場は実に13年ぶりになる。世界ランク9位につけて人気が高く、優勝候補のひとりだ。
ただ、2018―19年シーズンは4月のマスターズで11年ぶりにメジャー優勝(通算15勝目)を果たしたものの、その後はメジャーを中心に6試合に出場しただけ。優勝争いには一度も絡めず、成績は鳴かず飛ばずだった。9月には5度目となる左膝の手術を受けている。
手術は関節鏡を使ったもので、体への負担は少なく9月末には本格練習を再開している。とはいえ、トッププロはこの時期はオフに充て、ウッズも例年なら来年のための調整を行っている。
そして、9月にはアマチュア大会を主催したり、バハマのハリケーン救済のための寄付金集めをしたりと、完全にオフムードだった。また、12月のプレジデンツカップの米国キャプテンとして、代表メンバー選びに頭を悩ませているといわれる。
今回の来日は、大会直前に行われるスキンズゲーム(21日)出場がセットになっている。ZOZO選手権では選手にアピアランスフィが発生しないが、スキンズゲームには大金が動くとみられ、大会前に“お腹いっぱい”では、さすがのウッズでも本気モードは期待できないか。