侍Jはチケット前売り苦戦 ラグビー人気に追い抜かれるぞ

公開日: 更新日:

「売れ行きはイマイチですね……」

 沖縄の地元関係者が苦笑いでこう言った。

 侍ジャパンは10月31日、11月1日の両日、沖縄セルラースタジアム那覇でカナダとの強化試合に臨む。

 平日開催とはいえ、プレミア12の前哨戦。さぞファンの注目を集めているのかと思いきや、チケットの前売り状況は芳しくないようだ。前出の関係者はこう言って肩を落とす。

「セルラーの収容人数は3万人なのに、結構な枚数が売れ残っており、主催者側は慌てて招待客を募っています。沖縄では毎年2月に大々的にキャンプをやって野球人気が高いというのに、この状況です。W杯でベスト8入りしたラグビーの日本戦をやった方がよほど客が入るかもしれませんね……」

 そんな不人気の現状を知ってか知らずか、侍戦士たちにファン層を拡大しよう、という雰囲気は感じられないという。先日まで合宿を行っていた宮崎の地元関係者が言う。

「ファンサービスに熱心だと映ったのは秋山(西武)、山崎康(DeNA)と山岡(オリックス)、地元出身の山本(同)くらい。ファンに手を振るのはまだいい方で、見向きもしない選手がゴロゴロいました。主催者側が積極的なファンサービスを禁止しているのではないか、と思ったほどです」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇