他社もフェースガード導入開始 「子供目線」でケガを考える
フェースガードの存在意義が大きくなれば、高野連やアマチュア野球連盟への疑問も大きくなってこざるを得ない。逆に、高野連からのゴーサインが出れば、一気に広がるんじゃないかと思っています。
■子供目線で物事を考えてほしい
販売代理店さんの意識も高まっています。9月4、5日に東京、大阪、福岡でC―FLAPの展示会を開きました。計300社近くの人が来てくれた。集まってくれた人の多くの質問もやはり「どうして高校野球や社会人野球はダメなんですか」というものでした。その疑問にお答えできないのが申し訳ないなと思いましたね。
現状、アマチュア連盟は子供の目線で物事を見られていない気がします。このままだと、野球をやらせたいという親御さんも減ってしまう。骨折なら打撲、打撲なら擦り傷で済む……できるだけケガを減らしたいと願うばかりです。 =おわり
(西上茂/カシマヤ製作所 社長)