ベネズエラに辛勝 侍J・稲葉監督“裏の努力”に成果あり?
■会沢のコールで
台湾入りしてからも、ラグビーばりの「ONE TEAM」を実現しようと、体を張っている。
日本選手団は台湾入りした直後の3日、宿舎近くの日式(日本式)焼き肉店で盛大に決起集会を開催した。和牛も堪能できる店で、ムードメーカー役を自任するベテラン・松田(ソフトバンク)の乾杯の音頭で会はスタート。選手たちは思い思いに肉を焼き、野球談議に花を咲かせた。会の途中には、もう一人の盛り上げ役である会沢(広島)が、稲葉監督に向けて「一気コール」をし始めたという。
「稲葉監督は下戸で、ソフトドリンクを口にしていたのですが、酒の入ったグラスを果敢に一気飲み。参加していた選手や裏方から、拍手喝采を浴びていました」(代表関係者)
この日のベネズエラ戦では投手が奮闘、打線も八回に一挙6得点、勝利を収めた。世界一を目指す稲葉監督の思いは、どこまでナインに浸透するのか。
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