楽天⇔ロッテ名簿交換 プロテクト漏れが噂される意外な2人
11日、楽天とロッテは、それぞれFAで美馬(楽→ロ)、鈴木(ロ→楽)を獲得したことによる人的補償に関するプロテクト名簿を交換した。
今回、両球団の28人のプロテクトから漏れた選手はダレなのか。「ロッテは、涌井の可能性がある」と、あるOBがこう続ける。
「2014年に西武からFAでロッテへ入団。今季は移籍後最少の18試合登板にとどまり、3勝7敗と精彩を欠いた。美馬が加わったロッテ投手陣は、石川、二木、岩下、種市、佐々木千、小島ら先発が豊富。西武時代の恩師である伊東勤前監督が17年限りで退任したこともあり、昨オフはトレード話も浮上している。楽天の先発ローテは、岸、則本、石橋、辛島、塩見たちがいるが、5、6番手は帯に短したすきに長しの状況です。石井GMは、西武時代に一緒にプレーした仲。その関係を度外視しても、実績のある涌井は魅力的。環境が変われば復活する力は残っています」
一方のロッテは、今秋ドラフトで佐々木(大船渡)を1位指名。前出のOBが指摘するように、先発陣は若手が力をつけつつある。さる球界関係者がこう言う。