誠也 球団野手初の1億円増更改でポスティング前倒し急浮上
「しっかり話し合って、たくさん評価してもらって、うれしかった」
広島・鈴木誠也(25)が18日、球団事務所で契約交渉を行い、1億2000万円増の年俸2億8000万円で更改した。広島の1億円以上の増額は2015年オフに2億円アップした黒田氏以来。野手では球団初となった。
不動の3番だった丸がFAで巨人に流出した今季、相手からのマークを一身に受けた。打線の中で孤立したこともあったが、一年を通じて打線を牽引。リーグ4連覇は逃したものの、打率・335、出塁率・453で初の個人タイトルとなる首位打者、最高出塁率の2冠を獲得。プレミア12では侍ジャパンの4番として、打率・478、3本塁打、12打点で日本の世界一に貢献。MVPに輝いた。
8月にロンドン、リオデジャネイロ両五輪の新体操日本代表で、現在はスポーツキャスターとして活躍する畠山愛理(25)と入籍。先日ハワイで挙式を行うなど、公私ともに勢いに乗る。今回の大幅アップで、そんな侍の4番に「リミット」が近づいた。さる球界関係者がこう言う。