SB千賀がメジャー直訴明かす 主力級大流出で21年WBCに暗雲
侍ジャパンでもエースの期待がかかる菅野(巨人)、守護神候補の山崎(DeNA)、有原、西川(いずれも日本ハム)が、来オフの渡米へ腕をまくる。予備軍として可能性があるのは、来季で3年契約が切れる柳田(ソフトバンク)、来季中に国内FA権を取得予定の山田(ヤクルト)もポスティングを直訴する可能性がささやかれている。いずれも侍ジャパンの主力クラスの選手だ。日本人メジャーリーガーはWBCに参加しにくい雰囲気がある。
「こうなると、五輪翌年の2021年の第5回WBCが大変なことになります。侍ジャパンの中心メンバーも五輪までは日本球界に残留しても、終わった途端、我先にと国外脱出の気配ですから。これではNPBの一軍半のような代表メンバーでWBCに臨むことになりそうです」(NPB関係者)
プロ野球界の「2021年問題」はそこまできている。