ラミ&三浦は帯に短し襷に長し…ベイに石井琢朗監督誕生か
監督候補として球団周辺で名前が挙がっているのが、98年優勝メンバーで、今オフ、ヤクルトから巨人へ“移籍”した石井琢朗野手総合コーチ(49)だ。
石井コーチは現役晩年に横浜から広島へ移籍、引退後はそのまま広島でコーチに就任し、16、17年のリーグ優勝に貢献。18年からはヤクルトの一軍チーフ打撃コーチとして、リーグ屈指の打線を形成するなど手腕を発揮した。球界関係者がこう言う。
「巨人では秋季キャンプから早速、走塁を重視し、攻撃のバリエーションを増やそうと心血を注いでいる。石井コーチは98年優勝メンバーの中で最も指導者としての実績があり、DeNAにはVメンバーの一人である進藤達哉氏が編成部門にいる。DeNAは数年前にもコーチ招聘に動いたことがある。ただ、石井コーチは巨人と2年契約を結んでいるともいわれており、監督のオファーを出すとなると、契約の問題をクリアする必要があります」
09年オフ、横浜の監督に就任した尾花高夫氏は、巨人とのコーチ契約を1年残していた。球団同士で話し合いをし、監督就任にこぎ着けた。前例はあるだけに、DeNAはどう動くか。