米国で武器になる ブルージェイズ山口俊の「大食い」体質
むしろ、頼もしい「長所」ではないか。
ブルージェイズに2年約7億円で入団した前巨人の山口俊(32)。背番号は「1」に決まり、米国での快投が期待される。
そんな山口について、「太りやすい体質。体重が問題」という声がある。188センチ、98キロの体躯で、中年男性のビール腹のごとくお腹がぽっこり出ている時期もあった。
力士だった父親譲りなのか、大食いも事実。今年の自主トレに同行した巨人の戸郷は山口の「食トレ」に悲鳴。昼食に500グラムのステーキを振る舞われ、「(普段の)何倍も食べなきゃいけない」と、完食するのがやっとという有様だった。その横で山口はペロリとステーキを平らげていたのだから、なるほど、「食べ過ぎ注意!」と懸念されるのも不思議ではない。
しかし、それでもメジャーでやっていくのであれば、食が細いよりははるかにマシだ。巨人やレッドソックスでリリーフとして活躍した岡島秀樹氏は、2018年1月に日刊ゲンダイが連載した「大谷に教えるメジャーリーグの掟」の中で、こうこう語っていた。