新人で異例 ロッテ佐々木がナイキと早期契約で“松坂超え”
「とても楽しかったですし、いい経験ができ、リフレッシュできました」
キャンプ休日の5日、ロッテ1位の佐々木朗希(大船渡)が、新人恒例の竹富島(八重山郡)観光で水牛車を体験した。
キャンプ地の石垣島から船で片道15分。有名観光スポットでつかの間の休日を楽しんだ佐々木だが、早ければ今月中にも、スポーツ用具メーカー「ナイキジャパン」と、正式にアドバイザリー契約を結ぶ可能性があるという。
すでに、1月の新人合同自主トレ中からシューズやスパイク、ウエアなどの用具提供を受け、マラソン界を席巻する厚底シューズを履いてランニングをしている。キャンプイン直前に、グラブを含めた野球道具をナイキに統一していた。
用具提供だけならまだしも、新人でかつ、入団間もない時期のアドバイザリー契約は異例中の異例だ。松坂大輔が西武1年目の1999年シーズン途中にミズノと契約、甲子園での活躍で大きな注目を集めた斎藤佑樹(日本ハム)も、新人年の2011年4月に同じくミズノと契約し、話題になった。