新人で異例 ロッテ佐々木がナイキと早期契約で“松坂超え”
「メーカーにもよるが、かなり早い選手でも、1年目の終了後というケースが多い。エンゼルスの大谷翔平がアシックスと契約したのは、日本ハム2年目の7月でした」(用具メーカー関係者)
ナイキといえば、過去にダルビッシュ有(カブス)、城島健司(元ソフトバンク)、上原浩治(元巨人)らが契約し、現在は先輩の石川歩(ロッテ)をはじめ、中田翔(日本ハム)、陽岱鋼(巨人)らが契約中。他競技では、バスケの八村塁が日本人で初めて、あのマイケル・ジョーダンの名前に由来し、トップ選手しか認められていない「ジョーダン・ブランド」と契約したことで話題になった。
「ナイキはバスケやサッカー界では世界を席巻しているが、ここ最近は再び野球に対してもかなり力を入れ始めている。今季からメジャー30球団のユニホームを提供。MLBとの契約は破格の10年総額10億ドル(約1100億円)といわれる。将来的なメジャー挑戦を目指す佐々木と早期契約を結ぶことで、野球界でのブランド力強化の一役を担ってもらいたいのでしょう」(球界関係者)
ナイキと選手との契約金は、初回契約に関しては年間100万円程度という。野球道具だけでなく、Tシャツやシューズなどは私服としても着用する選手が多く、その分、メリットがありそうだ。