誰でも野村を好きになる 巧みな話術と照れと含蓄の魅力
顛末を巧みな話術で語り、照れる。悪さをした子供が叱られたような表情を見せる。
監督の野球への取り組み方と、含羞の魅力に報道陣は、たちまちファンになった。原稿量も増えて野村監督は、どんなマスコミにも寛大になったのだと思う。
そして翌年、さらに驚くことが起きた。 =つづく
(林壮行/元 日刊ゲンダイ運動部長)
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