エ軍大谷が大ブレーキ 2打席連続三振で二刀流復活遠のく
強力打線と前評判の高いエンゼルス主砲の調子が上がってこない。
今季の開幕から打者先行で復帰する大谷翔平(25)が1日(日本時間2日)のホワイトソックス戦に「4番・DH」で出場し、2打数無安打だった。
大谷は、相手の先発左腕デトワイラーにタイミングが合わなかった。ナショナルズから移籍の3番レンドンが先制3ランを放った直後に巡ってきた初回の第1打席はカウント2―2から直球に空振り三振。三回無死一塁の第2打席は外角低めの変化球に手が出ず見逃し三振を喫した。
昨季、2打数2安打1本塁打と相性の良かった左腕に抑え込まれた大谷はオープン戦4試合(計10打席)で8打数1安打の打率・125、1打点、6三振。昨季のMVPで2番トラウト、3番レンドンが順調な仕上がりを見せる中、投打の二刀流として完全復活を期待される大谷は一人、蚊帳の外である。
投手のリハビリを並行して行っているだけに、難しい調整を強いられている。