コロナ禍なのに例年以上に早く評価しろと尻を叩かれている

公開日: 更新日:

 メジャーじゃ、スカウト活動が全面禁止、違反者には罰則があるって聞いたけど、日本のプロ野球界はまったく逆だ。

 ウチの球団のスカウトは「とにかく、早く選手を評価してください。特に1位クラスの選手の実力が本物かフェイクかは重要ですから」と、尻を叩かれまくってる。いつも苦虫を噛みつぶしたようなエライさんの表情がますます険しくなってるってもっぱらさ。

【写真】この記事の関連写真を見る(30枚)

 折からのコロナ禍は沈静化するどころか、深刻さを増すばかり。夏から秋にかけて行われる全国大会もどうなるかわからない。なので上位クラスの評価だけでも、いまからハッキリさせておきたいってことらしい。

 早大をはじめとする多くの大学が野球部の活動を自粛している。けれども、一部の大学はまだ社会人チームや大学生同士で試合をしてるから、オレも連日のようにある大学野球部のグラウンドに足を運んでいる。ひとつの学校をチェックしていれば、相手が変わっていろいろな選手を見られるからね。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…