感染公表・阪神OB片岡氏が病床から戦友に送ったLINEの中身
14日夜に自身のYouTubeチャンネルで新型コロナウイルス感染を公表した片岡篤史元阪神ヘッドコーチ(50)。
病床で鼻に酸素吸入のチューブをつけ、途切れ途切れのかすれ声で「新型コロナウイルスに感染してしまい、4月8日から入院しています」などと語る姿は衝撃的だった。
「映像を見て、昨晩は一睡もできませんでした」
そう言うのは、PL学園の同級生で元巨人投手の橋本清氏。共通の知人から一報を聞いて、しばし言葉を失ったという。
「気を取り直して、すぐにLINEで本人に『あっちゃん、必ず元気になって、絶対に、絶対に。待ってるで』とメッセージを送りました。闘病中ですから返事など期待していません。思いだけでも伝えたかった。15日の朝6時過ぎに返信がきました。たった一言、『えーい』と。昔から、2人でふざけてやりとりする際、『はーい』と返事をする代わりに、『えーい』と応じるのが常だったので、たった一言の返事でも、ちょっと安心しました。続けて『少しいい。ありがとう』と。その言葉を信じて、今は快方に向かっていると信じて待つしかありません」