コロナ禍で試合中止…プロゴルファーは今こそ情報発信を
新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからない。国民は不安に怯える一方だ。自粛要請で生活を楽しむ余裕はなくストレスがたまる一方だろう。こんな時こそファンあっての人気商売の出番だ。
サッカーの香川真司や岡崎慎司はスペインから、日本のファンに向かって元気づけるメッセージを送っている。それは他の選手も同じだ。
お笑い芸人のピコ太郎は手洗いと平和を祈る動画を世界中に発信し、絶大な影響を与えている。
大勢のファンを持つスターからのメッセージ効果は、どんな言葉や説得よりも人々の心に素直に染み込んでいくものだ。
米国では、歌手のレディー・ガガが呼びかけて、エルトン・ジョンやポール・マッカートニーら100組の歌手をつないで、コロナウイルスに従事する医療関係者への応援歌を全世界へ配信している。
俳優のレオナルド・ディカプリオやロバート・デ・ニーロらはコロナ基金を立ち上げ、ファンに寄付を募っている。こうしたスポーツ界や芸能界からの支援の輪は、感染で苦しむ人たちに勇気を与えている。