橋本五輪相リーダーシップまるでなし…“お飾り”にもなれず
アスリートは「まな板のコイ」だ。五輪の延期や中止は自分らでは決められない。練習施設も満足に使えない選手たちにとって、開催可否の判断基準や時期さえも未定というのはあまりに酷だ。
橋本五輪相はIOCや組織委が決めたことをマスコミの前で話しているだけ。選手たちが努力だけでは解決できない大きな壁を前に苦悩しているのに、リーダーシップも発揮できず、具体的な指針も示せない。今こそ汗をかき、選手に寄り添うべきなのに、何のための五輪大臣なのか。
かつて、選手村に宗教などの問題できちっと礼拝所を設けるとか、宗教対応の食事を用意するのが自分の職務と言った五輪相がいた。そんなことは大臣の仕事ではない。橋本五輪相にも仕事をしてほしいと願うアスリートは少なくないはずだ。