橋本五輪相リーダーシップまるでなし…“お飾り”にもなれず

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 この程度のことしか言えないのか。

 橋本聖子五輪相は9日、閣議後の会見で、東京五輪パラリンピック組織委員会の遠藤利明副会長が、新型コロナウイルスにより延期した五輪の開催可否の判断について「来春」との見方を示したことについて言及。

「各IF(国際競技連盟)が準備を進めていく中、予選会の開催を考えていかないといけないということの中で3月というお話があったのかもしれない。(判断時期については)時期尚早」と述べ、五輪の簡素化が検討されている中、無観客開催についても「組織委からも時期尚早との話があり、私もそう思う」と語った。

 6月に入っても、東京都の感染者数は連日2桁を記録。この状況を最も心配しているのは、五輪代表に内定している者や代表入りを狙う選手たちだ。橋本五輪相は事あるごとに「アスリートファースト」を口にする。3月12日に、感染拡大をめぐり、東京五輪開催への影響を記者に問われた際も、「安心と安全の東京大会が実施できるように対応を進めていく。アスリートが安心し、不安なく準備できるようにすることが、絶対にアスリートファーストの視点からも欠かすことのできない重要なことだ」と言ったが、当たり前のことしか話さなかった。

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