ジョコ主催慈善大会でコロナクラスター…本人も感染の悲惨

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 本人もやられた。

 世界ランク1位のノバク・ジョコビッチは23日、自身が新型コロナウイルス検査で陽性になったことを明らかにした。

 ジョコが母国セルビアなどで主催した非公式の慈善大会「アドリア・ツアー」がクラスターの発生源となった。

 6月13日にセルビアのベオグラードで開幕した同大会に参加していたボルナ・チョリッチ(同33位)、グリゴール・ディミトロフ(同19位)、ビクトル・トロイツキ(同184位)の3選手の他に、ジョコとディミトロフのトレーナー、トロイツキの妻も検査で陽性が確認された。

 そしてこの日は、ジョコ本人まで感染していたことが判明した。

 ちなみに、同大会に参加していたマリン・チリッチ(同37位)とアレキサンダー・ズベレフ(同7位)は陰性だったが、14日間の自主隔離に入っている。

 ジョコが主催した大会には1日約4000人の観客が入り、座席の間隔を空けずに密で観戦した者もいた。マスクをしている者もごく少数。選手もこれまで通り、試合後に握手やハグを行っていた。しかも、大会後のパーティーではドンチャン騒ぎをやっていたというから、主催者であるジョコの感染防止の意識の低さにツアー仲間からも批判の声が上がっていた。

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