田口に続きデラロサも離脱…巨人を襲う故障禍の“真犯人”

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 デラロサは開幕から5試合連続無失点で4セーブを挙げ、開幕ダッシュを牽引していた。

 先発陣では、田口が左太もも裏の張りのため登録を抹消中。開幕前、不安定な投球が続いていた新外国人サンチェスと開幕2、3戦目の登板日が入れ替わった。登板直前になって急に前倒しを言い渡された影響はあるのか。

 前出の中村氏が続ける。

「投手コーチ目線でいえば、それくらいの変更でケガをされては困る。とはいえ、投手は繊細なもの。先発は登板日に合わせ、綿密に逆算しながら調整するので、直前に登板日が変更になれば、コンディションに影響が出ないとも限りません」

 新型コロナウイルスの陽性判定を受け、ほぼ準備期間もなく開幕から出場を続ける、坂本ら“古傷”を抱える故障予備軍もいる。めまぐるしく動く原采配による“被害者”は今後も出そうである。

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