元オランダ代表ロッベン 36歳で現役復帰のほっこり裏事情

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 スペインのレアル・マドリードやドイツのバイエルン・ミュンヘンで活躍。昨年6月に現役を引退した元オランダ代表FWロッベン(36)が、2000年にプロデビューした母国のフローニンゲンで現役復帰することになった。

 引退直後からバイエルン復帰の噂が何度も流れたが、「3月に妻ベルナディアンさんが新型コロナウイルスに感染。ロッベンと3人の子供への感染は見られなかったが、これで感染リスクのあるサッカー場に戻ることはなくなった」ともっぱらだった。それでも現役復帰を決めた理由は何か?

「もともと生まれ故郷フローニンゲンへの郷土愛は強く、16歳でプロとして初めてサラリーをもらったフローニンゲンに寄せる忠誠心も並々ならぬものがあった。オランダリーグは4月25日にリーグ戦打ち切りを発表。テレビ放映権料の減額、スポンサー企業の契約打ち切りなどで経営危機にひんしているクラブも少なくない。フローニンゲンも例外ではなく、ロッベンの現役復帰には<地元のクラブ、オランダリーグへの注目度をアップさせて経済効果をもたらしたい>という意図がある」(マスコミ関係者)

 客寄せパンダとなるロッベン。ナイスである。

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