大谷の投手リハビリは“振り出し”…医師は負傷をどう見たか

公開日: 更新日:

 大谷は渡米1年目の2018年10月に右肘靱帯を修復するトミー・ジョン(TJ)手術を受けた。同手術からの復帰1年目に再び靱帯の損傷や断裂を招くケースもあるものの、佐藤医師はそこまで深刻な故障ではないとみている。

「今季の大谷選手の投球フォームは体の開き、球離れが早いように見えます。これは新型コロナウイルス感染予防のため3月のオープン戦が中断し、十分な投げ込みができずに、患部周辺の筋力低下も一つの原因とみられます。エンゼルスが投手の練習再開までの期間を長めに設定したのは投球フォームの改良、筋力回復に時間を費やし、来季開幕に万全の状態で復帰させたいと考えているからでしょう」(佐藤医師)

 仮に球団のもくろみ通り、大谷が4~6週間で練習を再開できても、今秋以降の教育リーグ、ウインターリーグの開催は未定。今オフも大谷は単調なリハビリを強いられそうだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  2. 2

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  3. 3

    中森明菜が16年ぶりライブ復活! “昭和最高の歌姫”がSNSに飛び交う「別人説」を一蹴する日

  4. 4

    永野芽郁“二股不倫”疑惑「母親」を理由に苦しい釈明…田中圭とベッタリ写真で清純派路線に限界

  5. 5

    田中圭“まさかの二股"永野芽郁の裏切りにショック?…「第2の東出昌大」で払う不倫のツケ

  1. 6

    大阪万博会場は緊急避難時にパニック必至! 致命的デザイン欠陥で露呈した危機管理の脆弱さ

  2. 7

    永野芽郁「二股不倫」報道で…《江頭で泣いてたとか怖すぎ》の声噴出 以前紹介された趣味はハーレーなどワイルド系

  3. 8

    レベル、人気の低下著しい国内男子ツアーの情けなさ…注目の前澤杯で女子プロの引き立て役に

  4. 9

    永野芽郁“二股肉食不倫”の代償は20億円…田中圭を転がすオヤジキラーぶりにスポンサーの反応は?

  5. 10

    芳根京子も2クール連続主演だが…「波うららかに、めおと日和」高橋努も“岡部ママ”でビッグウエーブ到来!