大坂なおみ逆転勝ちで3回戦進出 最後まで主導権を渡さず
テニスのウエスタン&サザン(W&S)・オープン(米ニューヨーク)は24日(日本時間25日)、女子シングルス2回戦を行い、世界ランキング10位の大坂なおみ(22)が同26位のカロリーナ・ムチョバ(24=チェコ)と対戦。
セットカウント2―1で下し、3回戦進出を決めた。
今年2月の女子国別対抗戦フェド杯以来の実戦となった大坂は序盤、ネットプレーやドロップショットなど小技にたけた相手に苦戦。第1セットはタイブレークに持ち込む粘りを見せたが、6―7で先取された。
しかし、第2セット以降は自粛期間中に「十分、練習を積んできた」というサーブ、ストロークを武器に初対戦の相手を翻弄。このセットを奪い返すと、3セット目は第1、第3ゲームでブレークに成功し、最後まで試合の主導権を渡さなかった。4大大会の全米オープン(31日開幕・ニューヨーク)の前哨戦で好スタートを切った。
大坂は25日(同26日)の3回戦で世界ランキング25位のダヤナ・ヤストレムスカ(20=ウクライナ)と対戦する。