マエケン球団新8連続K 東地区偏重でもサイヤング賞狙える
ツインズ・前田健太(32)が好投を続けている。18日(日本時間19日)のブルワーズ戦は九回、先頭打者に安打を許してノーヒットノーランを逃したが、球団新記録の8者連続奪三振をマーク。強打のブルワーズ打線をねじ伏せた。
新天地で迎えた今季は開幕から抜群の安定感で、ここまで5試合で計31回3分の2を投げて3勝0敗。防御率2・27はア・リーグの先発投手では6位、4度のクオリティースタート(QS=6回以上を自責点3以内)は同3位タイだ(18日終了時)。今や地区首位を走るチームの原動力になっている。
ここまでリーグ6位の33奪三振をマークしており、力でねじ伏せるタイプの投手が受賞する傾向にあるサイ・ヤング賞取りも夢ではなさそうだ。
「エース級の働きで好調なチームの勝利に貢献しているだけに、活躍を続ければ前田はサイ・ヤング賞の最終候補3人に残るのではないか。今季のツインズはオドリッジが、背筋痛で離脱、べリオス(1勝3敗、防御率5・92)は不振にあえいでいる。エース格2人の穴を埋める働きは十分に評価されるでしょう」(スポーツライター・友成那智氏)