西武中村“ボテボテ通算1500打”に爆笑 実は50m6秒台の俊足

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 通夜状態だった西武ベンチに笑顔が広がった。

 26日の日本ハム戦で中村剛也(37)が通算1500安打を達成した。五回にボテボテの打球が三塁前へ跳ねると、全力疾走で一塁ベースを駆け抜けた。6度の本塁打王を誇る長距離砲の節目の一打は意外にも内野安打。一塁ベース上で記念のボードを掲げた本人も恥ずかしそうに苦笑いである。

「175センチ、102キロとおよそアスリートといえない体形ですが、50メートル走は6秒台中盤。ちょこまかと足の回転が速く、体格の割に実は足がある」とは、球団OB。

 この時点で西武は0―7の惨敗ムード。が、ベンチも爆笑した中村の記念打で雰囲気が一変したのか、六回に打者9人の猛攻で一挙5点を挙げ、負けはしたものの日本ハムを慌てさせた。

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