巨人余剰戦力「ロッテ澤村に続け」とトレード志願が殺到中
30歳前後で一軍から呼ばれない選手が危ない
くすぶっている30歳前後の選手が人員整理の対象になるというわけだ。過去に実績があり、故障もしていないのに、一軍から呼ばれない選手が危ない。
「一時、外野のレギュラーを取りかけた立岡(30)は13日にやっと今季初打席に立ったばかり。かつて中継ぎでフル回転した田原(31)、女子アナとの結婚を発表したばかりの山本(26)、二刀流に挑戦している戸根(27)にしても、今季は一度も一軍昇格がない。FA入団で巨人3年目の野上(33)は手術明けとはいえ、先発にもリリーフにも枠はなさそう。年俸3億円の陽(33)は、一軍の外野陣に割って入ることができず、二軍の肥やしになっている。契約は来年まで残っていて、年俸が高すぎることもあってトレードは難しいだろうが、野上同様、FA組なのにジリ貧状態。大物では正捕手だった小林(31)も例外ではない。この辺りは一軍で実績があるので、澤村のようにトレードで他球団に出たい選手は多いと聞きます」(前出の関係者)
人員整理の波はアラフォーよりアラサーに押し寄せる。コロナ禍の特例措置として、今季のトレード期間は9月末まで。切られる前に「他球団に出して欲しい」と願い出る選手が“順番待ち”することもありそうだ。