5年ぶり出場の石川遼は51位発進 予選通過のカギは忍耐力
石川の昨季日本ツアーのドライバー平均飛距離は300・92ヤード(ランク9位)と、国内では飛ばし屋として知られる。しかし、大会初日は294・70ヤード(124位)と、300ヤード以上を楽々飛ばす米ツアープロと戦ったら飛距離がアドバンテージにならない。もちろんフェアウエーが絞られ、少しでも曲げたら深いラフが待ち構えており、国内のように伸び伸びとクラブを振れないのがよくわかる。
タフな設定で知られる全米オープンでの成績は10年大会33位(12オーバー)、11年大会30位(2オーバー)、12年大会予選落ち(9オーバー)、15年大会予選落ち(同)。メジャーは五感をフルに稼働させるため体力消耗が激しい。どこまで忍耐強く我慢できるかが予選通過のカギになる。