来季の大谷は「投手専念」二刀流推進の後ろ盾GMが解任必至
これまで全米の注目を集めた二刀流が、来季は1本の刀だけで勝負することになるかもしれない。今季、投打とも低空飛行が続いたエンゼルス・大谷翔平(26)のことだ。
2018年10月に受けた右肘靱帯を修復するトミー・ジョン(TJ)手術から復帰し、二刀流として期待された今季は投打ともからっきし。投手では2試合計1回3分の2に登板し、0勝1敗、防御率37・80。右肘周辺の筋肉を痛めて投手は早々と断念。23日(日本時間24日)のパドレス戦で7号2ランを放ったものの、ここまで41試合で144打数28安打の打率・194、7本塁打、24打点。チームはプレーオフ出場の可能性を残していたことから、極度の打撃不振を理由に今月12日(日本時間13日)のロッキーズ戦から5戦連続で欠場した。
投げては160キロの剛速球、打っては特大の一発を放つどころか、投手を務めれば故障続き、打席でもサッパリ。投打とも結果を残せない大谷の起用法はエンゼルス首脳陣の頭痛の種になっているが、関係者の話を総合すると、来季は投手に専念することになりそうだという。