大谷4戦連続ベンチで今季終了も 指揮官“飼い殺し”で構想外
最後通告と取れないこともない。
極度の打撃不振でベンチを温め続けているエンゼルス・大谷翔平(26)について、ジョー・マドン監督が今季の事実上の構想外をほのめかしたのだ。
今季は各地区の上位2球団に加え、3位の勝率上位2球団の8球団ずつ、計16球団がプレーオフに出られる。
■「残りはいまのメンバーで」
日本時間17日現在、エンゼルスは首位アスレチックスから11ゲーム離されたア・リーグ西地区4位。勝率が4割ちょうどと低いだけに、3位での進出は絶望的。プレーオフに進出するには地区2位のアストロズとの4・5ゲーム差をひっくり返す以外にない。残り10試合しかないことを考えたらほぼ不可能に近いものの、「大谷は長丁場なら良くなる。でも、今は限られた試合の中で戦わなければならない。残り10日ほどはいまのメンバーでいく」と、マドン監督はまだプレーオフ進出をあきらめたわけではない。