大谷4戦連続ベンチで今季終了も 指揮官“飼い殺し”で構想外

公開日: 更新日:

 最後通告と取れないこともない。

 極度の打撃不振でベンチを温め続けているエンゼルス・大谷翔平(26)について、ジョー・マドン監督が今季の事実上の構想外をほのめかしたのだ。

 今季は各地区の上位2球団に加え、3位の勝率上位2球団の8球団ずつ、計16球団がプレーオフに出られる。

■「残りはいまのメンバーで」

 日本時間17日現在、エンゼルスは首位アスレチックスから11ゲーム離されたア・リーグ西地区4位。勝率が4割ちょうどと低いだけに、3位での進出は絶望的。プレーオフに進出するには地区2位のアストロズとの4・5ゲーム差をひっくり返す以外にない。残り10試合しかないことを考えたらほぼ不可能に近いものの、「大谷は長丁場なら良くなる。でも、今は限られた試合の中で戦わなければならない。残り10日ほどはいまのメンバーでいく」と、マドン監督はまだプレーオフ進出をあきらめたわけではない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…