ホワイトソックス新監督候補 “サイン盗み”の元指揮官浮上
ホワイトソックスは12日(日本時間13日)、リック・レンテリア監督と来季の契約を結ばないと発表した。同監督は今季、チームを12年ぶりのポストシーズンに導いたが、ワイルドカードシリーズでアスレチックスに敗退した責任を問われ、事実上の解任となった。
会見したリック・ハーンGMは具体的な名前は挙げなかったものの「外部から人材を招聘する」と、他球団で実績のある監督経験者から人選を進める方針を明かした。
複数の米メディアの報道によれば、早くも後任として目されているのが、前レッドソックス監督のアレックス・コーラ、前アストロズ監督のA・J・ヒンチ氏の2人だ。いずれも指揮官として実績はあるものの、いわくつきの人物として知られる。
昨年、全米を騒がせたアストロズによるサイン盗みを主導したり、隠蔽していたとしてMLBから1年間出場停止の厳罰を受け、揃ってチームを追われたのだ。
コーラ、ヒンチの両氏は今季終了後にも処分が解除される見込みで、来季から指揮を執るのは可能になる。