DJ“アーメンコーナー”3連続バーディー直後に突然チグハグ
パー5のスコアは第1ラウンドが1イーグル、2バーディー。第2ラウンドが1バーディー、1ボギー。チャンスホールでスコアを伸ばせなかったのは痛かった。
マスターズに勝つには、直前2~3カ月の成績が大事といわれる。今年はコロナ禍のため4月から11月開催に変更されたが、DJは8月のメジャー「全米プロ」からの6試合は優勝2回、2位3回、6位1回。初のフェデックス王者になり、世界ランクでもトップに立ち、いま絶好調なのだ。
10月にコロナ感染が判明して「CJカップ」「ZOZO選手権」の2試合を欠場したが、先週の「ヒューストン・オープン」2位でコロナの心配も解消された。マスターズは2015年6位、16年4位、18年10位、昨年2位と4大会連続トップ10入りと相性はいい。
17年大会はマスターズ直前に3連勝を挙げて、ダントツの優勝候補だったが、オーガスタで借りた家の階段から滑り落ちて腰を強打して欠場という不運もあった。DJはピンチにも終始ポーカーフェースであり、喜怒哀楽を表に出さない。第2ラウンドで悪いものを全部出し切ったとすれば、残り2日間はメジャー2勝目に向けて勢いづくかもしれない。
∇DJの話
「どんな時でも、パー5のスコアを縮める可能性をモノにしていかなくてはならない。初日はモノにできたが、今日はパットを沈めることができなかった。それでも9番のバーディーは良かったよ」