稀勢の里は「激励」止まりも…白鵬と鶴竜が「注意」の理由

公開日: 更新日:

 とはいえ、稀勢の里に「激励」が出たのは8場所連続休場が明けた後。18年9月場所で10勝するも、11月場所で再び途中休場してからだ。連続休場中は激励の「げ」の字も出なかった。巷では「モンゴル出身の白鵬鶴竜にだけ厳しいのはおかしい」という声もある。

■醜い延命策

 だが、モンゴル2横綱と稀勢の里とでは事情がまるで違う。稀勢の里は横綱に昇進するまで、休場はたったの1日だけ。それが昇進直後に大ケガを負ったことで、長期休場を余儀なくされた。

 一方、白鵬と鶴竜は年齢もあって、ケガのオンパレード。定期的な休場を繰り返し、手術箇所もその時その時で違う。本場所序盤に負けが込んだ時はまだしも、終盤でも優勝の目がなくなるや平気で休場してしまう。

 白鵬自身は「でも、出た時は結果を出してるし」と口をとがらせており、休むことへの忌諱感は皆無。横審が重い腰を上げたのも無理はない。

 ビジネス評論家で相撲ファンの菅野宏三氏が言う。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    広末涼子が危険運転や看護師暴行に及んだ背景か…交通費5万円ケチった経済状況、鳥羽周作氏と破局説も

  2. 2

    広末涼子容疑者「きもちくしてくれて」不倫騒動から2年弱の逮捕劇…前夫が懸念していた“心が壊れるとき”

  3. 3

    佐藤健は9年越しの“不倫示談”バラされトバッチリ…広末涼子所属事務所の完全否定から一転

  4. 4

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  5. 5

    露呈された韓国芸能界の闇…“兵糧攻め”にあうNewJeansはアカウントを「mhdhh」に変更して徹底抗戦

  1. 6

    大阪万博ハプニング相次ぎ波乱の幕開け…帰宅困難者14万人の阿鼻叫喚、「並ばない」は看板倒れに

  2. 7

    大阪・関西万博“裏の見どころ”を公開!要注意の「激ヤバスポット」5選

  3. 8

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  4. 9

    広末涼子が逮捕以前に映画主演オファーを断っていたワケ

  5. 10

    中居正広氏は元フジテレビ女性アナへの“性暴力”で引退…元TOKIO山口達也氏「何もしないなら帰れ」との違い