阪神がまたすがる韓国ルート MVPと20勝右腕は活躍できる?
■阪神で活躍できるかは別問題
在京球団の関係者がいう。
「阪神は助っ人の性格を重視している。韓国で実績を残した選手は順応性が高く、食生活の面でもあまり心配ない。昔ほどではないが、韓国は上下関係が厳しく、プライドが高い者やわがままな選手はうまくやっていけない。韓国で活躍した選手はリスクが少ないとみているのでしょう」
ただし、韓国と同じように阪神でも活躍できるかは別問題だという。
「阪神入りした助っ人は入団前から異常に注目される。キャンプでは一日中記者とカメラマンに追い回され、『どんな日本食が好き?』だとか、つまらない質問ばかり受ける。開幕して成績が悪ければナインから冷たい目を向けられ、コーチのフォローもない。例えばロハスは、メジャー経験はないし、KTでもマスコミから追いかけられることもなかった。ロハスは争奪戦が予想されますが、阪神入りすれば取材攻勢や熱狂的な応援にびっくりするはずです」(前出の球団関係者)
阪神だけはよくよく考えた方がいい。