G平内が3回0封デビュー プロ随一のローテ争いに閉口するな
まずは堂々のデビューだ。
巨人のドラフト1位右腕の平内龍太(22=亜大)が、対外試合初戦となる17日の広島戦に先発。3回1安打2四球3奪三振の無失点に抑えた。
開幕ローテ入りが期待されるルーキーは初回、1番羽月を右飛に打ち取ると、亜大のチームメートだった矢野を投ゴロ。堂林も右飛に仕留め、3者凡退。二回、三回も得点を許さず予定の3イニングでマウンドを降りた。
スプリット、ツーシーム、カーブの他に縦、横のスライダーを操る一方、最大の武器は大学で156キロをマークした角度のあるストレート。この日の最速は150キロだったが、「同じセ・リーグなので、このくらい投げられるというのも見せようかなと思った」と口の方も滑らかだった。
とはいえ、巨人のローテ入り争いは12球団で最も厳しい。菅野、サンチェス、戸郷、桜井、畠に、左腕の今村、田口。さらにFAで獲得した井納に、メジャーのブルージェイズで事実上の戦力外となった山口俊の復帰も噂されている。今は大きなことを言ってても構わないが、開幕二軍ならカッコ悪いぞ。