男子マラソンの新星・鈴木健吾と大迫傑の対決は実現するか
■カネの話と固い頭
日本のマラソンは、新聞社と陸連、カネの話ができず、固い頭を下げられない人たちが運営し、その揚げ句がびわ湖の店じまいである。マラソン新時代のトップ選手を一堂に会させるには、カネの話をして頭を下げなければいけない。コロナ明けには、海外のディレクターが競って日本選手に声をかける。選手は出てきても、今のままでは、宗兄弟と瀬古、瀬古と中山の火花で沸いた興奮が、国内で蘇るとは思えない。