W杯ジャンプ小林陵が3連勝 日本男子最多勝タイ通算19勝目
ノルディックスキーのW杯男子ジャンプ(スロベニア・プラニツァ)が25日、フライングヒルの個人第23戦(ヒルサイズ=HS240メートル)を行い、小林陵侑(24)が1回目235.5メートル、2回目244.5メートルの最長不倒を決め、合計452.5点で優勝した。
W杯2連勝で今季3勝目をマークし、複合男子の荻原健司、渡部暁斗に並んで日本男子最多の19勝目を挙げた。
予選を1位で通過した小林は追い風が吹く悪条件の中、1本目の着地でテレマークを決めるなど安定した跳躍で首位に立った。2本目にはHS越えをマークして逃げ切った。
北京冬季五輪を翌年に控える今季は不調が目立ったものの、日本のエースがシーズン終盤で息を吹き返してきた。