大阪市が聖火リレー中止 第4波襲来で全国走破できるのか
「大阪市内の聖火リレーは中止すべきだ」――。新型コロナウイルスの感染拡大が続く、大阪の吉村知事が1日、聖火リレーの中止を明言した。聖火は3日から東海地方を巡り、今月中旬には関西、四国へと突入する。大阪だけでなく、全国で感染が拡大している。聖火は7月の開会式までに走破できるのか。
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大阪には5日から1カ月間、「まん延防止等重点措置」(まん防)が適用される。13日と14日に府内で聖火リレーが行われるが、吉村は市内の聖火リレーは中止にする意向を表明した。さすがに「まん防」が適用されているのに、人が集まる聖火リレーを実施するわけにはいかない、ということなのだろう。
すでに日本列島は、新型コロナ感染拡大の「第4波」に突入した可能性が高いだけに、問題はリレーの中止が大阪だけで済むのか、ということだ。感染拡大の状況によっては、他の自治体でも聖火リレーの見直しが相次ぐ可能性がある。