何が何でもやるのか? 東京五輪・パラの仕事募集が急増中
全国各地で始まっている東京五輪・パラリンピックの聖火リレー。
加藤勝信官房長官は30日の会見で、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐための改正特別措置法に基づく「まん延防止等重点措置」が適用された地域の聖火リレーの実施について記者から問われると、「大会組織員会は感染状況などを踏まえて実施形態を変更する場合がある」との見方を示した。実施変更する際の具体例として、加藤官房長官は、公道でのリレーを見合わせたり、無観客で点火セレモニーのみ行ったりするケースなどを挙げていたが、大阪や兵庫など全国で新型コロナ「第4波」の拡大傾向が顕著になりつつある中、聖火リレーもいつ中止になってもおかしくない状況だ。
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仮に聖火リレーが中止に追い込まれる状況であれば当然、東京五輪そのものも中止せざるを得ない――。良識ある国民は誰もがそう思うだろうが、政府やJOC(日本オリンピック委員会)、東京五輪組織委などは違う。新型コロナの「第4波」が拡大しようが、ワクチンの効きにくい新たな変異株が見つかろうが、とにかく「東京五輪は何が何でもやる」と決めているらしい。