ポマード監督が懐に忍ばせる「緊急事態宣言要望書」
「若葉目に染みる頃、ご多忙中とお察しします。さて、緊急事態宣言が再び出されるのではないかと噂される中、県知事におかせられてはマンボウとかを出したばかりなので時期尚早と発言されたと伺っています。当方、圧倒的戦力差で反撃の糸口もないままゲーム終盤、いつものことながら負けを覚悟して選手はうなだれ、観客も拍手することを忘れ、球団旗もだらりと垂れさがる毎日です。もはや選手一同、ファンがいるのに焼香に並ぶ列のようにうなだれることに耐えられなくなっております。もう一度誰もいない原っぱで、のびのびと草野球を楽しむ原点に戻りたいと願い、クロイワ知事におかせられては、一刻も早い無観客試合実現のため、せめてハマスタ周辺だけでも、ピンポイントで緊急事態宣言をお出しいただきますよう、ここに要望書を提出させていただきます。令和3年4月、秋風のハマスタより。監督、ポマード・ミウラ(母印)」