「五輪中止を」署名25万筆超!政府無視なら次はスポンサー
東京五輪に大逆風だ。開会式まで80日を切った五輪の開催中止を求めるネット署名に、とてつもない勢いで賛同が集まっている。開始から2日余りで25万筆(8日午前9時現在)を突破。菅政権が“英断”を下すまで勢いは止まらないんじゃないか。
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「人々の命と暮らしを守るために 東京五輪の開催中止を求めます」――。署名サイト「Change.org(チェンジ・ドット・オーグ)」を通じ、こう呼び掛けたのは元日弁連会長の宇都宮健児弁護士。5日正午に開始すると、どんどん署名が集まり、2012年の日本語版開始以来、最速ペースで伸びているという。
宇都宮氏がコロナ禍の五輪強行に反対するのは、医療施設などさまざまなリソースを割かなければならなくなるためだ。疲弊している医療従事者をさらに苦しめ、国民の命と暮らしを危険にさらす行為だと批判。五輪延期の追加費用だけで3000億円に達したとして、「窮乏にあえぐ人々に資源を割くべきだ」と訴えている。