「五輪中止を」署名25万筆超!政府無視なら次はスポンサー
五輪中止を求める動きは医療従事者からも起きている。立川相互病院(東京・立川市)は建物の窓ガラスに「医療は限界 五輪やめて!」「もうカンベン オリンピックむり!」と書いた張り紙を掲出した。
米紙「ワシントン・ポスト」はバッハ会長を「ぼったくり男爵」と批判するコラムを掲載。英紙「ガーディアン」は日本でパンデミックが悪化しているにもかかわらず、IOCや主催者が医療従事者に耐え難い負担をかけていると批判し、独紙「南ドイツ新聞」も、IOCと日本政府が偏った視点から五輪を無理に進めていると報じた。
浅虫温泉病院(青森市)理事長で政治学者の横山北斗氏が言う。
「コロナ禍で地方の医療現場は医師と看護師の不足に見舞われ、悲鳴を上げています。彼らが五輪参加のために今の持ち場を離れたら、大変なことになります。宇都宮氏の署名は100万単位の筆数に達するでしょう。これらの声を無視して政府が五輪を強引に進めるなら、次は五輪のスポンサー企業に中止を求める署名が起きるかもしれません」
菅首相も小池都知事もいい加減、目を覚ましたらどうだ。