アスリートがワクチンに殺される…副反応で体調不良が続出

公開日: 更新日:

 強靱な肉体を持つアスリートも苦しんでいる。

 4月29日、レイズの筒香嘉智(29)が新型コロナウイルスワクチン接種による副反応で負傷者リスト(IL)入り。接種の翌朝に体調不良を訴えたという。

 MLBではヤンキースのウルシェラ(29)、ブルージェイズのグリエル(27)らが副反応で一時離脱。開幕前にワクチンを接種した大谷翔平(26)も、開幕直後に副反応によって体調不良に陥ったことを明かした。

 東京五輪を控えるアスリートもこの副反応に頭を抱えている。すでに接種を終えた陸上のガトリン(39=米国)は「ボクサーに殴られたような打撲痛」と、接種部位の痛みを表現。別の長距離選手は2回目の接種から1週間経っても体調不良が続いたという。

 米国の疾病対策センター(CDC)発表のデータによると、ワクチン(ファイザー製とビオンテック製が対象)の副反応にはさまざまなものがある。接種部位の痛みが1回目約68%、2回目約75%と最も多く、倦怠感や疲労感は同約29%と約50%、頭痛は同約26%と約42%。他にも筋肉痛や発熱などの症状が出ている。高齢者より若年者の方が副反応が出る確率が高く、アスリートたちが影響を受けるのは避けられない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • その他のアクセスランキング

  1. 1

    カーリング「ロコ・ソラーレ」代表落ちでも大人気!《SNSの投稿はまるでアイドル》の指摘も

  2. 2

    女子ジャンプ元女王・高梨沙羅 W杯自身初の表彰台ゼロの裏に致命的な日本の「鎖国体質」

  3. 3

    バド日本代表HCが韓国代表監督に就任!名伯楽が明かしていた「日本での冷遇」「母国のラブコール」

  4. 4

    日本の「お家芸」はなぜ大惨敗だった?競泳&バドミントンは復権どころかさらなる凋落危機

  5. 5

    スキージャンプ高梨沙羅またまた「失格」の深層…北京五輪、W杯に続く失態にSNS《また?》と物議

  1. 6

    「羽生結弦は僕のアイドル」…フィギュア鍵山優真の難敵・カザフの新星の意外な素顔

  2. 7

    私は何度でも嫌われ役を演じる覚悟です。エキスポ駅伝の開催前に「吠えた」理由を話します

  3. 8

    カーリング日本女子が到底真似できない中国の「トンデモ強化策」…世界選手権では明暗クッキリ

  4. 9

    スキージャンプ“52歳のレジェンド”葛西紀明が担うもう一つの重要任務…W杯代表入りでギネス記録更新

  5. 10

    世界陸上が終わってからが正念場…国立競技場は民営化で「稼げるスタジアム」に変貌できるのか

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    中居正広氏《ジャニーと似てる》白髪姿で再注目!50代が20代に性加害で結婚匂わせのおぞましさ

  2. 2

    中居正広氏は元フジテレビ女性アナへの“性暴力”で引退…元TOKIO山口達也氏「何もしないなら帰れ」との違い

  3. 3

    佐藤健は9年越しの“不倫示談”バラされトバッチリ…広末涼子所属事務所の完全否定から一転

  4. 4

    広末涼子容疑者は看護師に暴行で逮捕…心理学者・富田隆氏が分析する「奇行」のウラ

  5. 5

    パワハラ告発されたJ1町田は黒田剛監督もクラブも四方八方敵だらけ…新たな「告発」待ったなしか?

  1. 6

    矢沢永吉「大切なお知らせ」は引退か新たな挑戦か…浮上するミック・ジャガーとの“点と線” 

  2. 7

    中日井上監督を悩ます「25歳の代打屋」ブライト健太の起用法…「スタメンでは使いにくい」の指摘も

  3. 8

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  4. 9

    広末涼子容疑者「きもちくしてくれて」不倫騒動から2年弱の逮捕劇…前夫が懸念していた“心が壊れるとき”

  5. 10

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは