阪神エース西は体たらくいつまで?先発陣ボロボロ投壊寸前
エースが、このところパッとしない。
11日、阪神の西勇輝(30)が中日戦(甲子園)に先発。7回4失点で勝ち負けはつかなかった。登板前まで、甲子園では昨年9月から7連勝していた。今季も2勝0敗、防御率1・20の好成績だったが、4月20日の巨人戦で3勝目を挙げて以降、白星から遠ざかっている上に、最近4試合中3試合で4失点を喫するなど苦戦が続いている。
昨季はコロナ禍で120試合に短縮された中、21試合に登板し、4完投を含む11勝(5敗)、防御率2.26をマーク。11勝(6敗)10完投で沢村賞を獲得した中日の大野雄大(148回3分の2)とほぼ同じ147回3分の2を投げるなど大活躍した。
しかし今季はキャンプ中に腰を痛めたといわれ、終盤にはぜんそく検査のために緊急帰阪。調整遅れが懸念されていた。
今月に入ると、昨季フル回転した前出の大野や巨人の菅野ら主戦投手が相次いで故障離脱。昨年からの反動が出ているといわれており、西も同じ憂き目を見るかもしれない。