投手陣苦しい巨人 本当は阪神アルカンタラに垂涎だった?
阪神の新外国人、メル・ロハス・ジュニア(30=韓国KT)がバースを超えた。
8日のデビュー以来、試合前まで12打席連続無安打。この日は「6番・右翼」で出場したものの、4タコに終わった。球団の助っ人では1983年のランディ・バースの15打席無安打を超えてワースト2位。連続無安打は16打席に伸びた。
ロハスは昨季、韓国リーグで47本塁打、135打点をマークしてMVP。さる球界関係者がこう言った。
「巨人もかねて韓国球界の外国人選手に注目していて、2019年オフにはサンチェスを獲得した。昨年の日本シリーズでソフトバンクに4連敗を食らった原監督が、補強ポイントとして『長打力のある左打者』と大号令をかけ、スイッチヒッターであるロハスの争奪戦に加わっていた。最終的に本人にフラれたため、両打ちのスモークと左打ちのテームズを獲得した経緯があります」
原監督は13日に「阪神はリリーフも入れると(一軍に助っ人が)5人か」と外国人があふれ返る現状をチクリとやったが、ロハスより気になるのが、こちらも阪神の新助っ人で16日に登板予定のラウル・アルカンタラ(28=韓国斗山)ではないか。