阪神イヤ~な1敗…“無双”岩橋が1死も取れず降板、今季初KO

公開日: 更新日:

 まさかの光景だった。

 25日のロッテ戦。1点リードで迎えた八回のマウンドには左腕の岩崎優(29)が上がった。防御率1.33のセでは無双状態の絶対的セットアッパー。ベンチもファンも勝利を確信する展開にしかし、よもやが起きた。

 先頭の荻野に左前打を許すと、続くマーティンに逆転2ランを右翼スタンドへ放り込まれたのだ。岩崎はこれが、今季初の被本塁打。セでは長打すら1本も許していなかった左腕が、パの本塁打王に屈した。続く中村奨にも軽々と中越え二塁打を浴び、1死も取れずに降板。岩崎がKOされてマウンドを降りるのも、登板23試合目にして今季初のことである。

 今季登板数はセで2位タイ。首脳陣も登板過多の懸念を口にしていた。

 岩崎、スアレスの勝利の方程式は阪神の生命線だ。怪物新人の佐藤輝も初の交流戦は4タコに終わった。イヤなムードは早めに吹き飛ばしておきたい。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…