IOCバッハ会長滞在ホテル前でデモ 広島訪問パフォーマンスが日本人の怒りに火をつける

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 国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長への反感が強まっている。バッハ会長は現在、都内のホテルに滞在しているが、10日にはホテルの前で「五輪マフィアを退治する市民有志」を名乗る団体がデモを行った。

「バッハは帰れ」「オリンピックより命を守れ」とシュプレヒコールを続けた。

「呼びかけ人が9日深夜、SNSで発信し、30人が集まった。警察車両のほか、約100人の警官が出動したが、いつもと比べて警察は穏やかでした。バッハ会長への国民の反発が強いため、もし、デモを邪魔しているように取られたら、国民の反感を買うと考えたようです」(取材したジャーナリスト)

 23日の五輪の開会式でもデモは予定され、主催者側は「1000人は集まりそうだ」としている。

 バッハ会長は16日に被爆地の広島を訪問する予定だ。五輪組織委員会の橋本聖子会長は「万全な感染症対策を講じた上で平和の尊さを国内外に伝えていただきたい」と賛同。広島県の湯崎英彦知事も「世界に向けて平和を訴える意義がある」と受け入れに前向きだ。

 だが、被爆者団体は、被爆地がバッハ会長のパフォーマンスに利用されるのではないかとの懸念から、「歓迎できない」と難色を示し、組織委の内部からも「(バッハ氏を広島に)行かせてはならない」と反対の声が上がったと報じられている。 バッハ会長は何を狙っているのか。政治学者の横山北斗氏はこう言う。

「広島の犠牲者に哀悼の意を示すことで、米国メディアから『ボッタクリ男爵』と批判されたイメージを回復することと、日本国内の五輪開催への反感を弱めるのが狙いでしょう。広島県知事も、彼のもくろみに気づいているはず。それでも反対できないのは、国から地方交付金をもらっているからでしょう」

 バッハ会長には、被爆地を訪問することで、ノーベル平和賞を受賞する野望もあるのではないか、ともみられている。南北統一チームの東京五輪にこだわったのも、そのためといわれる。

「広島訪問も野望を実現するための布石でしょう。ただ、ほかの国ならともかく、米国からボッタクリ呼ばわりされた以上、ノーベル賞は無理でしょう。広島訪問で、日本人のバッハ嫌いが一気に高まるかもしれません」(横山北斗氏)

「バッハ帰れ」デモが大きくなるかどうか、16日が分岐点になりそうだ。

 バッハ会長は何を狙っているのか。政治学者の横山北斗氏はこう言う。

「広島の犠牲者に哀悼の意を示すことで、米国メディアから『ボッタクリ男爵』と批判されたイメージを回復することと、日本国内の五輪開催への反感を弱めるのが狙いでしょう。広島県知事も、彼のもくろみに気づいているはず。それでも反対できないのは、国から地方交付金をもらっているからでしょう」

 バッハ会長には、被爆地を訪問することで、ノーベル平和賞を受賞する野望もあるのではないか、ともみられている。南北統一チームの東京五輪にこだわったのも、そのためといわれる。

「広島訪問も野望を実現するための布石でしょう。ただ、ほかの国ならともかく、米国からボッタクリ呼ばわりされた以上、ノーベル賞は無理でしょう。広島訪問で、日本人のバッハ嫌いが一気に高まるかもしれません」(横山北斗氏)

「バッハ帰れ」デモが大きくなるかどうか、16日が分岐点になりそうだ。

五輪外国人選手「はとバスツアー」計画 怒りの声殺到

 東京・晴海にある東京五輪選手村から外国人選手らを乗せて都内の観光名所を巡る“はとバス”のようなツアーが計画されていることが分かった。12日のサンケイスポーツが報じた。13日の開村に向け、大会組織委員会の橋本聖子会長(56)も検討に入ったという。

 外国人選手への「おもてなし」は選手村内で完結させる方針だったが、感染防止対策のとられたバスの車内から東京スカイツリーや浅草の雷門、レインボーブリッジなど東京の観光名所を眺める分には一般の人々と接触する機会はなく、問題ないと判断したという。

 しかし、ダラダラと続くコロナ対策でガマンにガマンを強いられている国民からの反発は必至だ。すでにツイッターでは「はとバスツアー」はトレンドワード入り。

「息子の修学旅行はまだ未定なのに」「東京五輪の特別扱いが酷すぎ」「いい身分ですね アスリート? 何様だよ」など怒りの声が殺到している。

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