聖光学院(福島)も連続出場「13」でストップ 夏の甲子園常連校が続々敗退のナゼ
93年ぶりとなる快挙を逃したのが聖光学院(福島)だ。
20日の福島大会準々決勝で光南に1―5で敗れ、夏の甲子園連続出場が「13」でストップしたのだ。
夏の甲子園最多連続出場は、1915年の第1回大会から続けて出場した和歌山中(現桐蔭)の「14」。聖光学院は勝てば、それ以来となるタイ記録だった。
甲子園に出るのが当たり前のような学校が、地区大会で敗退したのは聖光学院に限らない。20日現在、今年のセンバツに出場した32校中、6校がすでに敗退。中でも甲子園に出れば優勝候補だった仙台育英(宮城)、春の九州大会を制した具志川商(沖縄)が早々と姿を消した。
「コロナの影響は大きいですよ。部員に感染者が出れば原則、出場辞退ですからね。強豪校と練習試合を組んでの遠征はもちろん、ハードな練習もやりにくい。疲れがたまって抵抗力が落ちる可能性もありますから。選手たちの力をフルに発揮しづらい状況なのは間違いありません」(西日本の強豪校監督)
甲子園では“ノーマーク”の学校が勝ち上がる可能性もありそうだ。