大谷は後半戦6試合で14三振、打率.167…それでも指揮官「すぐに良くなる」の根拠
暇さえあれば三振しているのが最近の大谷翔平(27=エンゼルス)だ。
日本時間23日のツインズ戦は、2年ぶりに対戦した前田から2三振を喫するなど4打数無安打3三振。後半戦6試合は24打数4安打(打率.167)、1本塁打、14三振とサッパリ。34本塁打は依然、メジャートップながら、112三振はメジャー全体でビリから5番目の多さなのだ。
球宴疲れが残っているのか、スランプを危惧するメディアも中にはあるものの、大谷の打者としての能力の高さを示すデータがある。
前日に続くノーヒットながら、2試合連続無安打は6月23、24日の対ジャイアンツ戦以来、実に1カ月ぶり。2試合以上無安打が続いたのは今回が今季5度目に過ぎないのだ。
大谷は日本ハム時代から、スランプが短いことで定評があった。特に打撃に関しては研究熱心だし、自己分析も的確だったそうで、「投げる方もあれくらい熱心に考えてくれたら……」と投手コーチを嘆かせたほど。メジャーに行ってからもビデオルームにこもり、相手チームの投手や自分の打撃フォームの映像を穴があくほどみていることが多いという。