【競泳】大橋悠依が2冠達成!日本女子初の快挙を生んだ独特の「距離感覚」
レース前には極度の緊張から不安に襲われるなど、神経質な性格だが、鋭敏な感覚の持ち主。本人によれば、特に距離感を掴むのに長けているという。
競泳でタイムロスを防ぐには素早いターンが重要になる。効率のいい方向転換をするには泳ぎのペースとタッチのタイミングが重要になるが、長水路(50メートル)であれば35メートル付近で、左右どちらの手でタッチするか瞬時に予測できると言い、「寸前でタッチ(のタイミング)が合わないと気が付くよりも、早めに分かればストロークで調節できるので、これは自分の強みだと思う」と自己分析している。
泳ぎの際の浮き沈みも把握しており、2センチ沈んだだけでも気付くという。
わずか数センチでも察知できる距離感覚の鋭さが快挙につながった。