【サッカー】久保建英3戦連発の覚醒っぷりで8強入り 五輪メダルも得点王も十二分に狙える
後半も試合を優位に進めた日本は、途中出場組のMF三好とFW前田がゴール。終わってみれば、4―0の圧勝劇である。
「W杯や五輪などメジャー大会を勝ち上がるには<得点を量産するラッキーボーイ>が不可欠。攻撃の中心としてゴールを陥れ、大きな存在感を放っている久保には、決勝まで進んで6試合を戦い、1968年メキシコ五輪の釜本邦茂氏のように得点王タイトルを獲得してもらいたい」(元サッカーダイジェスト編集長・六川亨氏)
その元日本代表レジェンドFW釜本氏が言う。
「前半の早い段階で先制し、そこから前線からのプレス、堅い守備、攻守のスムーズな連係でゲームを支配している森保ジャパンは、<良い流れ>で戦っている。主軸を担っているのが、久保であることは言うまでもない。ボールに積極的に絡み、シュートへの意識も高い。守っては自陣に戻って体を張った守備を見せるなど3連勝の原動力となっている。この勢いをキープし、メキシコ五輪の銅メダルを上回る結果を残して欲しい」
グループB組2位のニュージーランドと対戦する準々決勝は31日午後6時にキックオフ。勝機は十二分にある――。